MariaDB をソースコードからインストールします。コンパイルするのに今回は、45分前後かかりました。 マシンのスペックによっては前後すると思います。


※コンパイルは一般ユーザー、インストール作業は root で行います。

インストール手順

インストールするには、いくつかの手順が必要になります。下記がリストになります。

  • ソースコードダウンロード
  • ソースコードアップロード(Linuxへ)
  • パッケージ追加
  • コンパイル
  • インストール
  • 設定

ソースコードアップロード(Linuxへ)


いつもなら「wget」コマンドを使って、ソースコードを入手するのですが、今回はMariaDB のサイトから ソースコードを Windows端末にダウンロードし、そこから WinSCP というソフトを使ってソースコードを Linux の方へアップロードします。

・MariaDB 公式サイト(英語)
MariaDB Foundation - MariaDB.org

・WinSCP 公式サイト
WinSCPとは :: WinSCP


パッケージ追加

nginx や apache などは、ソースコードを展開し、「configure」を実行し、Makefile を生成するのですが、 MariaDB は、「cmake」というコマンドを使って Makefile を生成します。 MariaDB をコンパイルするには、「cmake」がインストールされている必要があるので、cmake を「dnf」コマンド でインストールします。

dnf install cmake

cmake の他にも、追加したパッケージの一覧が下記になります。

  • ncurses-devel
  • ncurses-c++-libs
  • libxml2-devel
  • boost
  • boost-devel
  • libcurl-devel
  • bzip2-devel
  • lz4
  • lz4-devel
  • lzo-devel
  • perl-CPAN
上記のパッケージもdnf コマンドでインストール

コンパイル

tar コマンドで展開後、「cmake」コマンドを実行します。

見づらいかもしれませんが、「cmake(スペース).(ドット)(スペース)」となっています。
またパラメーターを設定するには、「-D」オプションにつづけてパラメータを設定します。 スペースは必要ありません。

※例)-DDEFAULT_SYSCONFDIR

cmake . --install-prefix=/usr/local/mariadb-11.7.2 -DDEFAULT_SYSCONFDIR=/usr/local/mariadb/conf

cmake を実行すると最後に、「The following OPTIONAL packages have not been found」と表示され、 そこに、インストールされていないパッケージの一覧が表示されるので、必要なものは dnf コマンドを使ってインストールします。 今回は、Java 関連のもの以外は、すべて追加しました。

もし、追加するパッケージがあれば、下記コマンドを実行してから、上記のコマンドを実行します。

※詳しくは動画から

rm CMakeCache.txt

デフォルトでインストールする場合は、下記のコマンドになります。

cmake .


インストール

cmake で問題がなければ、「make」して、「make test」します。
エラーがなければ、root になって「make install」します。

※詳しくは動画から


次は、MariaDBが動作するように設定します。