NGINXをインストール後、シンボリックリンクの作成、Webサーバー用のユーザー、グループを追加、nginx.confを編集していきます。


※作業は root で行います。

Web Server用ユーザー、グループ追加

Web Server用に、ユーザーを追加します。Unix や Linux では、サーバーを動かすためのユーザーを 作成することが多いです。今回もWeb Server 用の ユーザーとグループを作成します。
グループを追加するときは、「gruopadd」コマンド、ユーザーを追加するときは、「vipw」コマンドを使います。 「useradd」コマンドでも構いませんが、useradd コマンドを使うと、.bashrc ファイルなどのファイルもできてしまうので vipwコマンドでユーザーを作成します。
今回は、ユーザーID「8080」、グループID「8080」で作成しますが、両IDとも任意のIDで構いません。

※詳しくは、動画から

groupadd -g 8080 httpd

vipw

vipw コマンドを実行すると、「/etc/passwd」ファイルが開きます。このファイルに下記の内容を追加します。
ユーザー作成後、ホームディレクトリが存在していないので、「/var/lib」に移動して「nginx」ディレクトリを作り、 パーミッションを「httpd」に変更します。
※詳しくは動画から

httpd:x:8080:80809:NGINX Web Server:/var/lib/nginx:/sbin/nologin

cd /var/lib

mkdir nginx

chown httpd nginx



シンボリックリンク作成

インストール後、「/usr/local」ディレクトリへ移動し、シンボリックリングを作成します。 シンボリックリンクを作成することにより、バージョン違いによる呼び出しに違いがないようにします。

※詳細は動画から

ln -s nginx-1.26.2 nginx


nginx.conf 編集

「nginx/conf」ディレクトリに移動し、nginx.confを編集します。
「user」には、Web Server 用に追加した「httpd」ユーザーを指定します。 他の設定に関しては、ほぼデフォルトの設定となります。設定は要調整となります。 今回は、Web Server を起動できるようにするだけの設定です。

※詳しくは動画から

・nginx.confサンプル
nginx.confサンプル


このあと、Firewalld の設定追加、ユニットファイルの作成し、NGINXの起動確認をしていきます。