NGINX設定1
NGINXをインストール後、シンボリックリンクの作成、Webサーバー用のユーザー、グループを追加、nginx.confを編集していきます。
※作業は root で行います。
Web Server用ユーザー、グループ追加
Web Server用に、ユーザーを追加します。Unix や Linux では、サーバーを動かすためのユーザーを
作成することが多いです。今回もWeb Server 用の ユーザーとグループを作成します。
グループを追加するときは、「gruopadd」コマンド、ユーザーを追加するときは、「vipw」コマンドを使います。
「useradd」コマンドでも構いませんが、useradd コマンドを使うと、.bashrc ファイルなどのファイルもできてしまうので
vipwコマンドでユーザーを作成します。
今回は、ユーザーID「8080」、グループID「8080」で作成しますが、両IDとも任意のIDで構いません。
※詳しくは、動画から
groupadd -g 8080 httpd
vipw
vipw コマンドを実行すると、「/etc/passwd」ファイルが開きます。このファイルに下記の内容を追加します。
ユーザー作成後、ホームディレクトリが存在していないので、「/var/lib」に移動して「nginx」ディレクトリを作り、
パーミッションを「httpd」に変更します。
※詳しくは動画から
httpd:x:8080:80809:NGINX Web Server:/var/lib/nginx:/sbin/nologin
cd /var/lib
mkdir nginx
chown httpd nginx
シンボリックリンク作成
インストール後、「/usr/local」ディレクトリへ移動し、シンボリックリングを作成します。
シンボリックリンクを作成することにより、バージョン違いによる呼び出しに違いがないようにします。
※詳細は動画から
ln -s nginx-1.26.2 nginx
nginx.conf 編集
「nginx/conf」ディレクトリに移動し、nginx.confを編集します。
「user」には、Web Server 用に追加した「httpd」ユーザーを指定します。
他の設定に関しては、ほぼデフォルトの設定となります。設定は要調整となります。
今回は、Web Server を起動できるようにするだけの設定です。
※詳しくは動画から
・nginx.confサンプル
nginx.confサンプル
このあと、Firewalld の設定追加、ユニットファイルの作成し、NGINXの起動確認をしていきます。