wget コマンドをインストール後、環境変数を設定し、その後に、NGINXをインストールしていきます。


wget インストール

ソースコードをコマンドラインから取得するために、wget コマンドをインストールします。
dnf をつかってパッケージをインストールします。

※詳細は動画から


環境変数設定

ソースコードをコンパイルするために、環境変数を設定します。
Cコンパイラの環境変数で「CC」を設定します。「Development Tools」でインストールしたパッケージ群の中に gcc(GNU C Compiler)があるのでこれを「CC」に設定します。
コマンドラインで設定でも構いませんが、ログインするたびに設定が必要になるので、「.bashrc」に設定を追加します。
次のコマンドを「.bashrc」に記述し、source コマンドで .bashrc を再度読み込みます。
printenv コマンドで環境変数「CC」に gcc が設定されているか確認します。
※詳しくは動画から

export CC=gcc

source .bashrc

printenv CC


NGINX Makefile 生成

wget コマンドで NGINX のソースコードをダウンロードします。(※ NGINX のバージョンは 1.26.2)
tar コマンドで、アーカイブを解凍します。
次に、解凍して生成されたディレクトリに移動し、Makefile を生成します。
Makefile を生成するには、configure というスクリプトがあるので、これを実行します。
configure は、いろいろなオプションが設定できます。「./configure --help」とすると指定できる オプションの一覧を確認することができます。
今回は、インストール先を指定するオプション「--prefix」を使ってコンパイルしていきます。

※詳しくは動画から

tar zxvf nginx-1.26.2.tar.gz

cd nginx-1.26.2

./configure --prefix=/usr/local/nginx-1.26.2


NGINX コンパイル

Makefile の生成ができたら、ソースコードをコンパイルしていきます。
コンパイルするには、make コマンドを使います。

※詳しくは動画から

make


NGINX インストール

コンパイルが成功したら、インストールしていきます。
インストールするには、「make install」を実行します。
また、「make -n install」とすると実際にはインストールしませんが、 インストールを実行したときと同じような動作をしてくれます。

※詳しくは動画から

make install

make -n install ※疑似インストール


以上で、NGINX のインストールが完了です。

次は、NGINX の動作させるための設定をしていきます。