Linuxで使えるフリーのファイル転送ツール「gFTP」を紹介します。
FTP、FTPS、SSHなどを使ってファイルを転送できます。
gFTPは、基本的に、Unix系OS(MacOS X)で動作します。Windows版はありません。


・gFTP 公式サイト(英語)
GitHub


インストール

「gFTP」は、ソフトウェアマネージャーからインストールします。
「gftp」 で検索すると、「gFTP」が見つかります。

※詳しくは動画から


起動

「メニュー」→「インターネット」→「gFTP」から起動できます。
起動したら、接続先のサーバーを設定します。

※詳しくは動画から


接続

※SSHサーバーが起動している前提の設定です。

今回は、SSHを使用するので、プロトコルは「SSH2」を選択します。
メニューの「Remote」→「Open Location」を選択します。
接続先の画面が表示されるので、

  • IPアドレス(または、ホスト名)
  • ユーザー名
  • パスワード
の順に入力していきます。
gFTPは、Unixベースのクライアントなので、秘密鍵・公開鍵を使いたい場合は、
自動的にホームディレクトリの「.ssh」ディレクトリにある、秘密鍵を参照するので、
Windows版のファイル転送用クライアントのように、秘密鍵のファイルを指定する必要はありません。
接続が確立されれば、ファイルをセキュアに転送ができます。

※詳しくは動画から



gFTPで扱えるプロトコルは下記のものがあります。※公式サイト参照

  • FTP
  • FTPS
  • FTPSi
  • SSH2 SFTP ※今回はSSH2を使用
  • FSP