Windows と Linux 間でファイル共有したいので、NASの設定します。
QNAPから提供されている、「Qfinder Pro」というソフトウェアを使います。


・Qfinder Pro - QNAP 公式サイト(日本語)
Qfinder Pro | QNAP NASを容易に検出、アクセス、管理 | QNAP


ストレージプール

Qfinder Pro を使ってログインします。
ブラウザーが起動し、「ストレージ&スナップショット」というアイコンがあるので、クリックします。
そこから新規にストレージプールを作成します。
作成ウィザードをすすめていくと、RAIDの設定をします。
ドライブが2台しかないので、RAID 0 か RAID 1 になります。
今回は、RAID 1 で設定をしていきます。

RAID には、レベルが 0から6まであります。よくつかわれるレベルについて下記に簡単に示します。

  • RAID 0 - 複数のドライブを1台のドライブにみせる(ストライピング)
  • RAID 1 - 2台のドライブに同じデータを書き込む(ミラーリング)※
  • RAID 5 - 耐障害性にすぐれている(3台以上のドライブが必要)
  • RAID 10 - RAID 0 と RAID 1 の組み合わせ

以上の設定していくと、ストレージプールが作成されます。

※詳しくは、動画から


ボリューム


ストレージプールができたら、ボリュームを作成します。
ボリュームにデータを書き込むことができます。
ボリュームが作成できたら、次にネットワークで共有できるようにフォルダを設定します。

※詳しくは、動画から


ファイル共有


「File Station 5」というソフトをつかって、フォルダを作成し、権限を設定します。
権限のない人はアクセスはできません。

※詳しくは、動画から


WindowsからNASへアクセス


Windows からは、エクスプローラーを使ってアクセスします。
アクセスするには、下記のようにします。

\\ホスト名または、IPアドレス\該当フォルダ


アクセスできると、ユーザ名とパスワードがきかれるので、
NASで権限を設定した、ユーザーでアクセスします。
問題なければ、NAS上に作成した。フォルダにアクセスすることができます。


Linux からのアクセス


Linux からアクセスする場合、2種類のアクセス方法があります。
1つは、Windows のようにホスト名、IPアドレスを指定する方法、
2つ目は、ファイルマネージャーの機能を使う方法です。
どちらもファイルマネージャーを使います。

※詳しくは、動画から


smb://ホスト名または、IPアドレス/該当フォルダ

または、ファイルマネージャーの機能を使い、右側のメニューに「ネットワーク」という項目があるので、クリックすると、
NASが表示されます。

※詳しくは、動画から