PostgreSQL(17.4)設定
PostgreSQL(17.4)をインストール後、設定をしてきいます。
下記を設定していきます。
- ユーザー、グループ追加
- オーナー変更
- ユニットファイル作成
- データベース初期化
- PostgreSQL起動
- 接続確認
※データベース初期化は、postgres ユーザーで行い、あとは、root で作業
ユーザー、グループ追加
postgres ユーザー、postgres グループを追加します。
postgres グループのグループIDは「5432」、postgres ユーザーのユーザーIDは「5432」グループIDは「5432」、
ホームディレクトリは、「/usr/local/pgsql」、シェルは「/sbin/nologin」で設定。
useradd だといらないファイルが作られるので、vipw でユーザーを作成
・PostgreSQL 公式サイト（英語）
PostgreSQL: Documentation: 17: 18.1. The PostgreSQL User Account
オーナー変更
インストールした PostgreSQL のオーナー、グループを postgres に変更します。
chown -R postgres:postgres /usr/local/postgresql-17.4
シンボリックリンクを作成する。
ln -s /usr/local/postgresql-17.4 /usr/local/pgsql
ユニットファイル作成
公式サイトにユニットファイルのサンプルがあるので、そこから情報をコピーし、「/etc/systemd/system」に
「postgresql.service」ファイルを作る。
ファイルができたら、systemd をリロードする
・PostgreSQL 公式サイト（英語）
PostgreSQL: Documentation: 17: 18.3. Starting the Database Server
systemctl daemon-reload
データベース初期化
続いて、postgres ユーザーになり、データベースを初期化する。
su -s /bin/bash postgres
/usr/local/pgsql/bin/initdb -D /usr/local/pgsql/data
・PostgreSQL 公式サイト（英語）
PostgreSQL: Documentation: 17: initdb
「/usr/local/pgsql/data」に設定ファイル等一式が生成される
接続確認
PostgreSQL を起動する。
systemctl start postgresql
PostgreSQLが起動してるか確認する
systemctl status postgresql
起動が確認できたら、PostgreSQL の管理ユーザー「postgres」でアクセスし、動作確認する。
psql -U postgres
これでアクセスできれば基本的な設定は完了です。
※詳しくは動画から
次は、PostgreSQL をリモートアクセスできるように設定していきます。